「ね.」でやっている曲はたくさんあります。

演奏している私も時々考えなくちゃわからないほどです。
古澤さん自身も、「こんなのあったっけ?」などとうこともあったり、
後から、「この曲いいなぁ」と自画自賛してしまったりします。
ライブの中で緊張感のあるなか、叉、時にはリラックスしたいい気分の時や
早朝、目が覚めてしまってねむれない中で、頭に浮かぶメロディーとイメージ。
気持ちの上でも、すごくせっぱつまったときにできるときもあれば、
のんびり散歩なんかしていてできるときもある。
そんなふうにできた旋律を、リズムを、またちがう日にちがった気分で
ちがう気分のメンバーが演奏したりするんですから、
それはそれは毎回新鮮なライブになるのです。
私は「ね」の音楽をこのように考え、そんなバンドがあったっていいよなと、
思っています。毎日をどれだけ一生懸命にすごしてきたかが試されるライブなのです。
私は「ね」が大好きです。       藤ノ木みか

現在のメンバーで演奏した「ピロシキトオル」聴いてみて下さい。

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今まで演奏された「ね」の曲
(1995〜2004)
1 西荻の山バト〜遠い遠い
この曲はCDでも、1曲目。はじめに聞こえる古澤さんの「オエー」という声は、もちろん西荻の山バトの声。遠くから聞こえてくる声は、どんな声なんでしょう?目をつぶってきいて欲しい1曲です。
2 わらった
この曲でつかっている木琴は渡辺貞夫さんが、アフリカから持ち帰ったもので、ずっと借りています。とても簡単な作りで(箱の上に縄でとめた木の板をとめているだけ)素朴な音がします。この曲は古澤さんに、「・・っ・」っていう言葉いろいろ考えて。といわれて詞をつくって、できました。リズムを大事にする古澤さんらしい発想の曲です。
3 ぐるぐる
ちょっと物悲しいような、せつないメロディーのぐるぐる。本当にぐるぐる回っています。めぐりめぐりぐるぐると、いろんな意味でとっていただいてかまいません。とても深い歌詞だとおもいます。
4 多分思ったことあんまり間違ってない!
この曲はもともと「ね」でやっていたのですが、de-ga-showで「ボーっとする」というタイトルで先にレコーディングすることになり、曲名をこのように変えました。詞が先にあって、曲をつけてもらったのですが「きこえるの〜広がるー。」というところが、私はとても気に入っています。
5 DAWN
3人で、ピアニカを吹きたい。と古澤さんが提案したときは安い学校用のピアニカで、どこまで出来るのだろうかと思いましたが、なかなか良い感じになったのでびっくりした覚えがあります。メロディーも素直で覚えやすいです。歌詞をつけようかとも思いましたが、曲だけで訴えかけているのでやめました。古澤さんの曲はそういうの多いです。
6 たまご
ちょっとあやしいインドを思わせるような曲です。これをやると研太は結構大変みたいですが、なかなか盛り上がるいい曲です。本番はリハーサルのときより必ず速くなっていて、結構びっくりします。一度倍のテンポでゆっくり歌いはじめて研太に驚かれました。
7 それいけ良治郎!!
この曲は始めの頃「エビアン」というタイトルでした。ナゼかというと、曲のはじめに「エビアン」のペットボトルの底をマイクに向かって叩いていたからです。古澤さんはその頃「エビアン」に異常に固執していて、「水はエビアン」という人でした。
その後、録音が終わって聴いてみたら、古澤さんの木琴ソロが「それいけ!!」という感じだったので、このようなタイトルになったのです。スピード感のある曲になりました。
8 きいろいきいろいきいろい〜あのね。
きいろいちょうちょがとぶよ。というフレーズを3人で分けて歌っています。録音するとき笑わないで続けるのが大変だった記憶があります。後から出てくる「あのね」は全く別の曲でしたが、レコーディングに際して2曲を交差させた感じで入れてみました。
9 TOBO-TOBO
この曲は3人でカウベルを叩く曲です。テーマは歌います。歌に合わせてユニゾンでたたくだけですが、なんとなくアフリカっぽいような懐かしいようなリズムになっています。
途中に古澤さんと研太のカウベル合戦がありますが、合図でテーマに戻る時うまくいくと
いまでも「やった!」という気分になります。
10 み(実・身・未)
「ね」が演奏する「み」です。CDでは、菅原文さんのオーボエがはいっています。オーボエの音色がとても曲にマッチしています。美しいメロディーをそれぞれが思ったように奏し重ねていきました。古澤さんは、この曲では是非ピアノを、といって弾きました。
11 キツツキさん
この曲を演奏するにあたり、かっぱばしの問屋で大きな業務用のボールを買ってきました。「ボールを叩くといい」というのは、アフリカのビデオをみていて思いついた様です。やってみるとなかなか激しく、韓国っぽい感じもなくはない、、という感じに仕上がっていると思います。
12 私を愛して
この曲は'スカ'のような速くこ気味いいナンバーです。歌詞から先に出来ていたのですが、(私がかいたのですが)古澤さんとしては信じられないはずかしい歌詞のようです。だから、速いテンポで通りすぎたいのかもしれません。
13 悲しくて曲名も思いつかない
よく、落ち込んだ時に「俺、もういっぱい楽しかったからいい。」と言ったりして落ち込んでいる古澤さんですが、この曲を作った時も相当落ち込んでいたのを覚えています。そんな、マイナスのエネルギーを曲にして、、、今でもこの曲はけっこう気に入っている様で、「Ash」でも演奏しています。曲調はタンゴのようです。
14 Tomorrow Next month Nextyear Next Life Dedicated to 河野さん
メロディーがとても印象的な曲です。カリンバのテーマのあと、サックスが同じメロディーを追いかけます。この曲を演奏するとき古澤さんのドラムソロにも力が入ります。「「ね」のCDをつくりたいね」と、CDができるずっと前から言っていた河野さんは私達の友人です。CDを見ることなく急に他界されました。
15 みかん
この曲はずっとつづけて演奏している定番です。出来上がったときは古澤さんは「かわいすぎてはずかしい」と、言っていましたが気に入ってるようで、いつもライブの最後の方に演奏されます。サビは「メガホン」で歌うのが常です。
16 森鷦 Menny Winters
ピアニカ3台で演奏される曲です。和音がなんともしんしんとした冬の森を思わせます。そしてフクロウ。風景が見えてきませんか?
17 雪鳥
東京で大雪が降ったとき代々木の交差点でふと上を見上げると、信号機の上に一羽のカラスがとまっていた。その時辺りには人がいなくて自分とそのカラスだけ・・・真っ白い世界のなかに、それだけみたいに感じた気持ちを曲にしたそうです。
18 カランコエ
楽しい曲です。日比谷花壇でみつけた「カランコエ」という花、名前が変わっていて気に入ったので買ってきて、観察日記を付ける気持ちで詞にしてみました。
19 気になる人
6/8拍子のアフリカ風の曲です。
内容はまさに古澤さんのような人について歌っている曲です。
20 石っていいね
古澤さんは旅でいろんなところにいっては、いろんなものを拾ってきます。クリップとか小さな人形とか、小石とか。古澤さんの持っていた石をみていてできた歌詞に曲を付けてもらいました。曲は「石っていいね」「いいね、いいね」の掛け合いではじまります。
21 Gato
この曲はとっておきの曲です。古澤さんもかなり気に入っています。どんな編成になっても演奏しやすいので、いろんなバンドでやっています。メロディーは短いですが何度も何度も繰り返すうちに盛り上がっていきます。
22 今日は私の誕生日
藤ノ木の30才の誕生日にできた曲です。アケタの店でいつものようにセッティングしているとき、古澤さんがベース(弦が3本しか張ってない重たいベース)を弾いていてつくってくれました。歌詞を一部変えればいろんなときにできるので重宝しています。例えば「今日は死ぬのにもってこい」とか「今日は楽しい〜日」とか・・・・。
23 GGのブルース
どこにいてもジジィ、いつのときもジジィ。はっはっは!って、考えてみるとすごい歌詞を古澤さんと藤ノ木と相談して考えました。ブルースみたいのやりたいからといって作った曲です。
24 ケロケロ
トボトボと同様にアフリカの木琴をつかって演奏している曲です。
この曲を演奏する前はよく、「敬老の日にちなみまして」と古澤さんは言います。私は最初カエルにちなんでいるのだと思っていましたが、歌詞は「どこけえろ」と、いっているので「帰る」のことなのかも。。。日本語って奥が深いですね?
25 どじょうのおじさんどうしたの?
これは皮ものの太鼓をつかって3人で演奏される曲です。時々古澤さんの「スト−−ップ!」という声でブレイクして古澤さんの浄瑠璃風の語りが入ったりします。時々しか演奏されません。幻の曲です。(以前、1回しか演奏されなかった「ごきげんよう」といいう曲もあります。幻の迷曲?といわれています)
26 んっぱん、んっぱん
これは、古澤さんがドラムをんっぱん、んっぱんと叩くのでそういう曲名になりました。パパラッコバンド時代にできた曲です。
27 僕のきりんがきた。
「僕の」きりんがゆっくりとやって来る感じがすごくします。たまに、「ナタデココ〜、ナタデココ〜」と合いの手が入ります。(ごろがいいので)
28
「大往生」という映画の音楽として作った曲です。その映画にでてくる一人の「男」のために作ったテーマです。なかなかしっとりとしていてよい曲です。
29 Kenta's Birthday March
津上研太のBDに記念して作った曲。調子のいいマーチです。
30 ずっと、西荻
「たまには西荻に遊びに来ませんか」という曲もありましたが、古澤さんも50を過ぎて、30年以上西荻に住んでいることを自覚して作った曲だと思います。
31 ホー、ホー(簡単そうでできない)
簡単そうでできない曲です。簡単そうでできないことって結構ありますよね。
32 Po-chan
お風呂に入っているとき、水道の蛇口から聞こえてくる水の音ってあるでしょう。古澤さんはそういう音をいちいち気にして生活しています。なので、時々「つかれたー」といってますがおもしろい音を発見する喜びは感じているようです。
33 淡々と淡々と淡々と
この曲はとっても気に入っています。とても淡々としていてきれいですし、演奏していて淡々とした気分になってきます。
34 Caro
彫刻家のcaroという人を知っていますか?その人の展覧会に行って感動して作った曲です。最初はcaroは「夏老」としてくれといっていました。展覧会にいった日は1995年の夏、非常に暑い日でした。暑い暑いといっている私に「暑い日にあついあついっていうな!」と古澤さんはいいました。本当に暑かったです。
35 3.18
36 おかげさまで
37 オササ
かの有名な忌野清志郎さんも歌った曲です。この曲が大ヒットしたら、オササ御殿を建てようという計画すらあった名曲です。
38 夕焼け
とても切ない感じの3拍子の曲です。この曲のときは私はいつも決まったカウベルを叩きたくなって、一曲通してずっと叩いてます。そんな感じの曲です。
39 バーナス郵便局
40 今日この頃
ボサノバの曲です。やっぱり古澤さんらしいちょっと寂しいような、ナイーブな感じの曲です。詞ともよくあってます。
41 コジュケイ
42 サランラップ
ラップです。この曲。秋葉原で1000円で購入したシンセサイザーを駆使して、古澤さんが歌います。
43 タライマ・タライ
たらいま〜たらいまたらい〜。力の抜けるナンバーであることはまちがいありません。でも、途中からかっこいいブルースになったりして侮れない曲です。
44 ゆき
秋田の西馬音内にいったときに初めて演奏したのだったとおもいます。鉄琴をつかったきれいなメロディーがテーマです。
45 たまゆら
46 のんびり
47 マイヤ・マママ
48 マエナミナ
49 Neon Sky
50 へんだよな
51
52 どこでもすわればいい
どこでもすわればいい、ここがあなたの星だから.....という歌詞はすごいです。曲は勢いがあり、のんびり座っている場合ではないって感じです。
53 MIKA
私の名前がついていますが、別に私に捧げてくれたわけではないようです。ミカという響き具合がちょうどよかったみたい。でも、この曲は重厚過ぎて、まだまだ演奏できないと、作曲者本人(古澤)は思っており、あまり演奏されませんでした。
54 久しぶり
55 ぼこも
56 あなたがいる
57 雨上がりの朝
58 アヤーラ・ビアンカ
59 オバイ・オバイビー
60 noon
61 天竜川
人形師どんどろさんとの公演用に作った曲。最近作ったものの中では「かなりいい」とお気に入り。メロディーが切なく、さびのくり返し部分は演奏していても涙が出そうです。
62 おまえは休んでいる〜年老いた岩よ
63 I will hornor due drops
64 こころのだんな
65 いーイ イーい キブン
66 ドンG
67 AM4:00に起きて「ハンニバル(下巻)」137ページから読みはじめた朝
「羊たちの沈黙」の続編の「ハンニバル」です。読書家で、海外のサスペンスシリーズはたくさん読んでいます。この曲は、わりとアンニュイな感じです。(恐い感じではない)
68 ほっといてくれ
先日、ツアー先でお客さんに「「エミ」はいい曲だね〜」と言われ、耳もとでワンコーラス歌われてしまったそうです。確かに「エミ」はいい曲ですが、古澤さんとしては「ほっといてくれ!」という心境だったそうです。この曲はソウルを感じます。古澤さん自身が熱唱(シャウト)してくれます。「leave me alone  please please please!!」
69 塩と胡椒
6/8のパートとカリプソのパートが代わる代わる出てきます。福島くんと古澤さんが掛け合いでシャウトする楽しい曲です。
70 ANANAB
メロディーがあるような、ないような、ナンともいえない感じです。古澤さんの歌のソロがありますが、相当笑える感じになっています。(本当は悲しい感じにしたかったようなのですが、大変おもしろくしあがってしまいました。タイトルを逆から読むと・・・。
71 家で泊まれ
よく、古澤さんは人を家にとめます。「俺んとこ泊まれば」とか、よく言っています。まぇ、「どこでもすわればいい」という曲もありました。(パパラッコバンドで演奏してました)まさに、いつも考えていることを曲にする古澤さんらしい作品です。
72 ピロシキトオル
新曲だとのことで初めて聞いたとき「ロシアっぽいねぇ」と言ったがために、新「ね組」の早川徹に捧げることになりました。いい調子の曲です。
73 ほっとけdudu おでこでdudu
最初はほっとけdudu 甘茶でduduでしたが、「おでこ」になりました。どの曲もそうですが、古澤さんの頭の中で聞こえてくる言葉が、曲になってます。
74 あそぼうよ
75 レーヤ
76 ひめもぐら
ひげもぐらでも、ひねもぐらでもありません。「ひめもぐら」私と佐藤帆くんのおぼえちがいから、この曲名が採用されました。「ひめもぐら、おっと出てきたひめもぐら〜」
77 あのこ
だいぶ前に作ってあった曲ですが、この頃になって演奏するようになりました。木琴のパターンと歌の音程が微妙にここちよいです。
78 Fall in down
ちょっと前にマイケル・ダグラス主演の同タイトルの映画がありました。主人公はついてない一日からどんどん犯罪にはしってしまい、落ちていく・・・そんな映画でしたが、この曲は案外明るいかんじがするブルースです。
79 私はHO HO HO
とおいところから聞こえてくるようなメロディです。なかなかの名曲です。木をこすったような感じで声を出すと感じがでます。
80 身土不二
仏教用語で「身のまわりのもので生活する」というような意味だそうです。途中ででてくる歌詞は「なきべそ言うな、アワビをビーヤ」です。
81 ね、レゲエ
やっぱり古澤さんはレゲエが好きなんだな〜。と思ってしまいます。ちょっとものさびしいような古澤節全開の曲です。
82 まじスカブルース
ぼうやの馬場くんがいつも言っている「まじスカ?」を曲にしました。のりのりなナンバーです。
83 あとで
古澤さんらしいちょっと物悲しいような哀愁のある曲です。「だから、それは...あとで」
84 call my name
55歳の誕生日に作った曲はこんな風に生まれ変わりました。
85 ゴンベイ
Ashの時からやっている曲ですが、なかなか名前が付かなかったのでこんなタイトルになりました。盛り上がる曲です!
86 雨のニューオリンズ
古澤さんは何度かニューオリンズに行っていますが、雨の時って実際にはあんまりないようですが、古澤さんご本人が絶叫します。
87 馬馬虎虎村夫子(マーマーフーフーソンプーシ)
何と言ったらいいのかよく分かりませんが、大変牧歌的な曲だと...思います。ライブで見て下さい。
88 WADO
ネイティブアメリカンの人たちの言葉で「叉つぎに会うまで、美しく元気に生きていようね」といった意味をもつ「WADO」。ライブの最後に演奏しています。
89 Light As Rain
久々に古澤的牧歌の新曲です。カリンバからはじまるやさしい曲。途中のコーラスは「日の出と子猫、海の波」と歌われます。
90 オーデュボンズー
ニューオリンズにある動物園のことを曲にしたようです。キメのフレーズがちゃんと合うとかっこいいです。
91 コートのポケット
古澤さんがハーモニカを吹きたいがために作られた曲です。軽快なカントリーテイストのブルースです。
92 イマハル
春をね、春を呼ぼう、みんなで春を!古澤さん全盛期の時(本人はこういうと怒ります。今も全盛期ですから)からずっと演奏されている曲。
93 ちゃわんむしの歌
なんと外山明がリードボーカルをつとめる曲です。「アルプス一万ジャク」と一緒に楽しく唄われるレゲエ。
94 西荻北南
2ドラムならではの迫力あるナンバーです。のりにのった時にやると盛り上がります。
95 できたよ!ねぇまま。
この曲も昔作った曲みたいです。いろんな人が出入りする「ね.」ですが、誰が入ってもすぐできる簡単な曲です。ブルースです。幼稚園児から大人まで楽しめます。

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