恒例のバースデイライブに臨む古澤良治郎は終始上機嫌であった。 オープニングのMCで天才ジャズトランペッター・リー・モーガンを引き合いに出し「天才は30代で死ぬことが多く、僕も35歳で死ぬのが目標だったのですが、56歳まで生きてしまいました」なんていうジョークが飛び出し、周囲をドッと沸かせる。 |
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ファーストステージは「OPEN THE GATE」と「光松高古」が合体したメンバーに峰厚介、松本照夫が加わったセッションで、件のリー・モーガンの「スピードボール」からスタートした。以後、峰厚介のテナーを全面的にフィーチャーし、ジャージーなナンバーでグングン演奏は進んでいく。 |
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セカンドステージはうって変わり、「ね.」「de-ga-show」「Ash」のメンバーや古澤“ジュニア”学らが加わり、ファンクあり、ラテンありの一大ノリノリセッションが展開された。 |
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そしてフィナーレ。その夜、古澤のバースデイを祝うべくJIROKICHIに集まった多くのミュージシャンが入れ替わり立ち替わりステージに登場。最高の盛り上がりの内に、バースデイライブは幕を閉じた。 憧れのリー・モーガンの年齢(享年33歳)を20歳以上うわ回ったものの、齢を重ねますます元気な古澤良治郎である。今後の活躍を乞うご期待!! |
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