古澤良治郎バースデイライブ
2001年9月5日(水) 高円寺JIROKICHI

56歳の誕生日を迎えたその夜、
恒例のバースデイライブに臨む古澤良治郎は終始上機嫌であった。

オープニングのMCで天才ジャズトランペッター・リー・モーガンを引き合いに出し「天才は30代で死ぬことが多く、僕も35歳で死ぬのが目標だったのですが、56歳まで生きてしまいました」なんていうジョークが飛び出し、周囲をドッと沸かせる。

ファーストステージは「OPEN THE GATE」と「光松高古」が合体したメンバーに峰厚介、松本照夫が加わったセッションで、件のリー・モーガンの「スピードボール」からスタートした。以後、峰厚介のテナーを全面的にフィーチャーし、ジャージーなナンバーでグングン演奏は進んでいく。

セカンドステージはうって変わり、「ね.」「de-ga-show」「Ash」のメンバーや古澤“ジュニア”学らが加わり、ファンクあり、ラテンありの一大ノリノリセッションが展開された。

そしてフィナーレ。その夜、古澤のバースデイを祝うべくJIROKICHIに集まった多くのミュージシャンが入れ替わり立ち替わりステージに登場。最高の盛り上がりの内に、バースデイライブは幕を閉じた。

憧れのリー・モーガンの年齢(享年33歳)を20歳以上うわ回ったものの、齢を重ねますます元気な古澤良治郎である。今後の活躍を乞うご期待!!

全参加ミュージシャン(総勢22名)

古澤良治郎(ds、perc、org)
北陽一郎(tp)、津上研太(as)、峰 厚介(ts)、佐藤 帆(ts)、
秋山一将(g)、石渡明廣(g)、松川純一郎(g)、酒井泰三(g、vo)、
鈴木徹大(g)、原崇(g)、古澤 学(g)、須川 光(org)、佐藤丈青(key)、
高橋教之(b)、上村勝正(b)、藤ノ木みか(perc、vo)、松本照夫(ds)、
大沢順造(ds)、佐藤真司(ds)、福島紀明(ds)、mayumi(ds)