●タイトル 
生理痛(せいりつう)
●作者名
玉姫
●作者コメント
書いているときはとても苦しかったのですが、書き終わったころには何故か痛みが治まりました。作品が邪念を吸い取ってくれたおかげでしょうか。それとも痛み止めが効いたのでしょうか。
●書評(書家明仙より)
評価★★★
とても力のある作品です。痛みで墨つぎも思うようにならず、掠れもいい感じで入っていますね。作品が乾いた際、この様にシワが激しくよっているのも穂先がバラツキいているのも、こういう場合は効果的です。痛み止めの効果もさることながら、やはり作品に集中することで痛みに打ち勝ったんだろうと思います。その日のコンディションが作品に素直に反映される方だと思うので、生理が終わってから、晴れて湿気のすくない清々しい日にも筆をとっていただきたいと思います。何か新しい発見があるはずです。

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