８月５日（日）：第一回ワクチン

１回目の注射です。注射といえば、子供は大泣き....と思いがちですが、仔犬の場合は首の後ろにチョコと打たれるだけで泣きもしません。無事終了。先生にも「よく育ってるね。そろそろ親から離すちょうどいい時期だよ。」と、言われる。「やっぱり、親犬は仔犬が居なくなると寂しがったり探したりするんでしょうか？」とたずねると「う〜ん。残す子もいるしわりと平気ですよ。でも、人間のほうが寂しくなってまいっちゃうんですよね。」と、言われた。そうかぁ.....そうだよなぁ。

８月１６日（木）：旅立ちの日。

いよいよ明日「クマ」が京都に旅立つ。この２週間、日記もつけずに仔犬たちとできるだけ一緒にすごした。やっぱり、寂しいなぁ......。特に、ポテトや兄弟達と戯れている「クマ」をみると、引き離すように思えてとても悲しくなりました。でも、「京都ではみんなかわいがってくれることがわかっているし、安心安心。ポテトだって、一人でこの家に来て幸せに暮らしているんだ！」と、気持ちの整理をして、出発の準備をしました。

荷造り。簡単なカット（おしりのまわりと足の裏の毛をバリカンでカット）つめ切り。初めてのシャンプー。

仲良しショット（クマ＆アオ）

出発の準備（３匹共通） こんなものを持たせて里子に出しました。 １.今まで食べていたフードを一週間分ぐらい袋に入れる。今まで食べていた量もきちんと分かるように、一回分の量を別に小さい袋に入れておく。 ２.大好きだったおもちゃを一つ（お腹を押すとピーっとなるひよこちゃん） ３．注射の証明書

ここからはもう旅立ちの様子は特に記述することはありません。
ただ、親のポテトから離していくとき、家はつねに「知らないうちに連れていく」と言う方法をとりました。あからさまに連れ去るのは、どうかとおもってそうしたのですが、結果的にポテトも特に不安になっている様子はなかったし、よかったように思いました。やっぱり悲しかったことも確かですが、その後も里親になってくださった皆さんから、その後の幸せな生活ぶりについての報告をうけて、よかったなぁと本当に思います。

かわいい旅立ちの日の写真をご鑑賞下さい。

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