ポテトの壮絶な難産の記録
am2:00 |
私のベットでいつものように一緒に寝ようとするが、お腹がなんか波打ちはじめる。いつもよりぜいぜいとしている。私に助けを求めるかのような必死な目をむけ、しがみついてきた。(ウソみたいだけど、本当です)昨日から急に入るようになった産室に入れてみると、穴を掘るかのような動作を繰り返す。 |
am3:00 |
陣痛がはじまる。10分ごとにいきんでいる。透明なおりものがでる。 |
am3:40 |
コップ一杯ぐらいの透明な液体がでる。(破水?) |
am4:15 |
お産が始まる。。。
普通ならここで、胎盤と一緒に胎児が出てくるはずだが....ポテの場合は初めに直径2〜3センチの水ヨーヨーの様な玉が2つ出てきた。これは羊水だけがなぜか外に出ているということだ。このままでは危ない感じがしたので、獣医の先生に電話(1回目)もうしばらく様子を見守ることになる。 |
am5:15 |
1時間経過するが、状況はあまり変わらず....。 |
am6:30 |
水ヨーヨーのようなものが一つ割れる。先生に電話(2回目)あと、1時間様子を見るように指示される。ポテは以前くるしそうにいきんでいるが(約15分間隔で)一向に赤ちゃんは生まれてこない。かわいそうに、ポテにも疲れが見える。産室からでてきて、いつも寝ている私のベットで苦しそうに横たわっている。一緒に寝て、お腹をさすってやる。 |
am7:30 |
先生に電話(3回目)もう、これ以上頑張らせるのは危険なので病院に連れてくるようにと指示を受ける。早朝から、先生も出勤してくださる。本当にありがたいことだ。すぐに支度をして、ポテを大きめの段ボール箱に横たえて抱っこして病院へ。 |
am8:00 |
病院に到着。子宮の動きを活発にする注射を打ってもらう。あと、長時間頑張っているポテトには点滴がほどこされ、助産マッサージとかいろいろ試してあと1時間様子を見てみることになる。もし、それでもだめなようなら、帝王切開といわれる。正直、この時点で本当に目の前が真っ暗になった。赤ちゃんの安否も気になるが、なによりもポテの命がかかっているのだ。先生は「静かな環境でゆっくり処置するからいったん帰って待機して下さい。」とおっしゃったが、「どんな下働きでもするから居させて下さい。」という心境だった。(でも、じゃまになるだけだとおもい、なくなく帰宅) |
am11:00 |
先生からの報告(1回目)第一子(男の子)、残念ながら死産だった。その子がつっかかっていたが、処置によりなんとか出産に成功。その後2番目3番目の子はわりとスムースに生まれてくれたとのこと。(女の子と男の子)やったーーー!という感じだった。でも、3匹が出てきてポテはケロリとしてしまっているとのことで、叉、陣痛を起こすように処置が必要になった。まだ後半分、帝王切開の可能性はまだ無くならない。 |
pm1:00 |
先生からの報告(2回目)その後、なんとか無事2頭出産。この時点で合わせて4頭赤ちゃんがそろってポテトのおっぱいを飲んでいるとのこと。レントゲンの結果では後1頭。とりあえず中休みを1〜2時間とって、叉助産の処理をつづけて様子を見て下さるとのこと。帝王切開の可能性はまだ無いとはいえないが、ここまで来たらなんとかもう一頭頑張らせたいと、先生もいってくださる。本当に、先生にはなんとお礼を言ったらよいか......。 |
pm2:20 |
先生からの報告(3回目)最後の一頭も逆子ながらなんとか出産!ポテトは、1時間に1頭づつというマイペースさでお産をなんとか乗り切ったようだ。中休みには、病院の看護婦さんが軽い散歩に出てくれたり、マッサージしてくれたりと、本当に至れり尽くせりしてもらった。これから点滴をして、診察をしてちょっと休んでから夕方、みんな一緒に帰れるとのこと。ほっと、一安心。最初の子が死産(男の子)。あと、女の子3頭。男の子2頭。 |
pm4:30 |
病院に迎えに行く。みんなで帰宅。 |