2006.2.8 あのひとり芝居、再び!
秩父宮記念市民会館で行われた公演を観に行ってきました。

2006.2/2〜2/8、合計6公演も演るということなので、どこか1日ぐらいは応援に行かなくては思い、結局最終日に行く事になりました。池袋から西武秩父線レッドアロ−号にのって78分!あっというまに着きました。おかげでリハーサルも観る事ができました。


手前右は本番に備えてジョギング中の柴田義之さん。
舞台中央に座る古澤さんとその前で熱心に演出をつける藤田傳さん

秩父宮記念市民会館はものすごく広くてビックリ!1000人ぐらいは入れそう。古澤さんの声は結構大きく出ていて、一番後ろの隅の席からでも台詞をいう声がちゃんと聞こえました。今回の公演のために、歯の治療もして万全の体制で臨んだ古澤さん。芸人根性を感じました。

通しリハーサル後、直前までこまかい台詞のチェックをうける古澤さん。貫禄は十分でも新人俳優であることを自覚している古澤さんの純粋な姿勢を見ると、本当に頭が下がる思いです。

そして、本番じっくり鑑賞させていただきました。
リハーサルから本番まで、いい意味での緊張感が漂っていて、写真をとったりインタビューする隙がなく、レポートとしての収穫があまりありませんでしたので、以下は私の個人的な感想です。

この芝居は「こい/榎物語」のひとり芝居2本立てで、今回の公演で3シーズンを迎えました。毎回見ていますが、毎回違った感じになります。生ものなので当たり前ですが、同じ演目を演る役者と演出家の葛藤のようなものを感じます。古澤さんの「榎物語」は今回はドラムセットを使わず、木魚やドラなどの小物をつかっての語り芸。打楽器の力に頼るというよりも、言葉のリズムを楽しみつつ語る芸として取り組まれたように感じました。柴田さんの「こい」も1年ぶりに拝見しましたが、主人公の人格、見えている風景まで違って見えました。そして声が大きい!!すっごい声です。張り上げているわけでも無いのに、ものすごく聞こえます。新人の古澤さんとベテラン俳優の柴田さん。この2人よきライバルなのだなぁと思いました。

以下、記念写真です。



柴田義之  藤田 傳  古澤良治郎
この3ショットを見ただけでも芝居をみているようでしょう?


古澤さんを影で支えた2人
いい写真です。本当にごくろうさまでした。
この他にもたくさんのスタッフ、役者さんに助けられての公演でした。

この2人も出演する劇団1980次回公演は「職員会議」
3月16日(木)〜3月21日(火・祝)
下北沢駅前劇場にて!只今前売り絶賛発売中です!よろしく。
予約・問い合わせ
劇団1980チケット専用ダイヤル 03−3321−7898 (月〜金/12時〜18時受付)

今回の公演終了後、楽屋での会話

傳さん
「古澤さん、客を巻き込んでのアドリブっていうのはねこういうふうに言うといいですよ。いいですか......」
古澤さん
「(笑)傳さんうまいな〜。話がおもしろいんだよな〜。かなわないな〜。」

とっても仲の良い二人なのでした。

レポートby.mika